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俺たちの人生戦略会議

人生を戦略的に考えるためのブログです。

日本でホワイトカラーの生産性が低いのは、社内の事情にばかり労力を使っているから

キャリアの戦略会議

残業、深夜残業、終電後にタクシーで帰宅、休日出勤、皆様本当にお疲れ様です。またそんな旦那様やパートナーを抱えてワンオペ育児に奮闘している方々も本当にお疲れ様です。個人的には産後と、子供が小学校に入る前の何年かくらいは意地でも定時退社して家族で時間過ごした方がいいと思うんですけどね。子供なんていずれ自分の手から離れていってしまうんですし。

さて日本のこうした労働状況に改善の希望はあるのでしょうか。日本のホワイトカラーの生産性は世界最低レベルだなんて話もしょっちゅう聞こえてきますし、皆さんこんなに頑張っているのにジャパンアズナンバーワンなんて世界はもう来なさそうで、この我々が労働として放出したエネルギーはいったいどこで消費されているんだろうと思っちゃいますよね。頑張ったんだから見返りがある。頑張ったんだから誰かの役に立っている。頑張ったんだからお客さんが笑顔になっている。理想的にはそうなんでしょうけれど、果たしてどうでしょうか。

ズバリ言うと、殆どの労働は社内の中でだけ消費されて、どこにも届いていません。

あなたが昨日書いた報告書、社内の誰かに一瞥されただけで終わっていませんか?あなたが徹夜で準備したそのプレゼン、会社の利益に繋がってますか?お客さんの幸せにつながっていますか?あなたが誰かの上司であるなら、そんな作業を部下に何も考えないと指示していませんか?そんなことに社員の時間と労力を激しく費やしているようであれば、もうその会社は不健康です。

労働時間や環境のみをもって企業をブラック企業と呼んでみたり揶揄してみたりしますが、人は意義のあることであれば積極的に自分の時間や労力の投資を検討してくれるものです。誰かの役に立ちたい、世の中をよくしたい、素晴らしい作品を残したい、誰かに認められる成果を残したい、そうした意識は誰にでもあるものです。その意思を持って自分のエネルギーを費やしている社員が多いのであれば、例え労働時間に多少の超過があっても、社員の意識としてはブラックだとは思わないものです。

しかしながら世の中には、ただの部長のきまぐれでとか、ただ昔からそうなっているからとか、ただ新しい方法の導入が嫌だからとか、そういう理由で無駄に存在している、極めてその社内の事情によってだけで発生している業務が大量にあり、これが日本の労働の生産性を押し下げる最大の要因になっています。社外のどこにも価値を生まない労働が多すぎるのです。そんなことに我々の貴重な時間や才能や創造性を犠牲にする社会を、どうやったら変えられるんでしょうかね。