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俺たちの人生戦略会議

人生を戦略的に考えるためのブログです。

「慌てているように見せる」という悪しき習慣

キャリアの戦略会議

慌てることにはデメリットしかないと個人的には考えます。慌てることで冷静な判断力や正確な実行力を失いますが、逆に得るものはありません。だから冷静さは常に金です。

慌てずに冷静になるというのは後天的に得られるスキルです。もちろん個々人の性格は関係あるでしょうけれど、経験、場数、自信、信頼、そういったものを積み重ねることで誰でも慌てず冷静になれると考えます。

一方で世の中には一定数、わざわざ「慌てているように見せる」ということが習慣になってしまった人が存在します。これは根深い悪しき習慣だと考えていて、修正するには相当な努力を要すると思います。

何故これが悪しき習慣なのでしょうか?

何故ならこれは、自分の仕事の結果に自信と責任を持っていないことの表れだからです。わざわざ自分が慌てているように見せる人の行動原理は、基本的には自分に対する防御です。

自分はこんなに慌てているくらい働いているのだから、自分は他の人に比べて大変な仕事をしている。これ以上は出来ない。

こんなに狼狽しているんだから、色々とミスがあってもしかたがない。だからミスは許されるべきである。

成果は出ていないけれど、こんだけ慌てるくらい一生懸命やっているんだ。だから自分は許されるべきなんだ。

慌ててみせる人達はそのように考え自分を防衛し、周りの人にもそう自分を扱うように主張しているのです。皆さんも私を守るべきなんです、という主張です。

このような習慣が付いている人は、自分の行動の結果や成果ではなく、自分がどれだけ大変なのかを基準に人に評価を求めるようになります。

自分はこんなに大変なんだ。こんなにつらいんだ。こんなに慌ててるんだ。だから多少の問題があっても評価されるべきなんだ。そういう基準を人に求めるようになります。

もちろん残念ながら、払った労力に敬意は払うべきであるものの、仕事の評価はあくまで結果や成果やプロセスであり、個々人がどこまで辛い思いをしたのか、どれだけ大変だったのかではありません。

こういう人が複数人いて、誰が一番大変なのかを競うような空気があるなら、残念ながらその職場は崩壊に向かって進んでます。あなたがリーダーであれば、必ず改善しましょう。