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俺たちの人生戦略会議

人生を戦略的に考えるためのブログです。

数日間の取得で男性の育休率の高さを謳っても無意味

育児の戦略会議

男性の育休にスポットライトが当たり始めた感があって大変喜ばしいことなんですが、やはりまだ看板だけで中身が着いてきていないようです。


そのひとつの例なんですが、「男性の育休率」という指標を掲げている企業があります。


数値目標って大抵の場合本質から人間を遠ざける作用があると思っているのですが、これも例外ではないようです。


男性の育休率100%なんて謳っている企業を見てみると、結局のところ取得は結局数日から1週間にとどまっでいます。


これでは正直育児の為に全く役に立ちません。むしろ逆効果。


育休の取得必要期間はその家族の状況により全然違ってきますが、もし夫婦二人でやっていく人達であれば、旦那は少くとも1ヶ月は仕事を休むべきです。


産後の体の回復にはそのくらいはかかるものなのです。



これが二人目以降の出産であれば3ヶ月を奨めます。産後の身体で元気な上の子の面倒を見るのは余りにも負担が大きいからです。


幼児のパワーと空気の読めなさを舐めてはいけません。お母さんが産後でも彼らに手加減はありません。


横並びの期間でこのような長期休業を認めるのであればとても素晴らしいです。ただそこまで踏み切った例は見たことありませんし、全員が全員それが必要な理由ではありません。


しかし育休を取得すること自体をゴールに設定してしまうと、横並びで短期間の取得をさせる方向に動機が生まれます。


結果として長期育休を必要とする人が長期の育休を取得することが困難な空気が生まれてしまいます。本末転倒です。


もしどうしても横並びで短期の取得しか選択としてありえないのであれば、出産後1年間の定時退社を全力サポートする体制とかが必要でしょう。


もしくは自宅勤務を基本にさせてもらえるとか、そういったレベルの配慮が必要です。そのくらいしないと奥さんの負担などへらせるわけがありません。


まだまだ男性の長期育休に対する風当たりは優しくはありません。先日もそういった言説を会社で耳にしてしまいました。


見た目だけの数値目標は捨てて、本質を見ての制度設計が強く望まれます。